私は仕事上、英語を入力する機会が多く、そうであれば英語配列キーボードの方が良いのではないかと思っていました。
そこで、実際に英語配列キーボードと日本語配列キーボードを使って比較してみてのメリットデメリットを紹介したいと思います。
ちなみにプログラマーではありませんので、プログラマー向けのキーボード評価にはなりませんのであしからず。
すでに様々な方により散々記事にされつくされているトピックですが、実際に両方を使ってみて感じたことを書きたいと思います。
結論から言ってしまうと、私は日本語配列キーボードの方が使いやすいということがわかりました。
比較対象
日本語配列 Microsoft Surface Pro用キーボード
英語配列 ThinkPad T470s
そもそも異なる機種ですみません。
手持ちの機種がこれしかないので。
ただ、一般的なラップトップ用キーボード配列であることから、比較対象としています。
英語配列キーボードのメリット
まずはメリットからいきます。
1つ目はやはり見た目がスッキリしていてカッコいいというところではないでしょうか。
え?見た目の問題?(笑)
実際、英語配列キーボードを使った後に日本語配列キーボードを使うと、かな入力用のひらがな印字がすごくごちゃごちゃして見えます。
日本語配列キーボードに必要なキーを埋め込むために、その他のキーの間隔を犠牲にし、詰め込んだような見た目になっているせいもあります。
私はブラインドタッチですが、それでもキーボードをパッと見した際にやっぱり何かごちゃごちゃしています。
正直、かな入力ユーザーはそれほど多くなく、少数派だと思います。
日本語配列キーボードに「オプションとしてひらがな印字を付ける」とした方が良いのではと思います。
2つ目のメリットは記号の位置が使いやすいということです。
同系統の記号がまとまっているため、感覚的に使いやすい配列になっています。
英字配列キーボードのデメリット
次にデメリットです。
1つ目のデメリットはエンターキーが小さいことです。
これもあちこちで言われ続けていることで、人によってはすぐに慣れると言われていますが、私はどうしても慣れません。
個人的な好みになってしまうかもしれませんが、やはりエンターは大きくあって欲しいです。
2つ目のデメリットはホームポジションの位置が日本語配列と違うことです。
日本語配列のホームポジションは、全体的に左に寄っています。
これをデメリットと感じる方もいますが、日本語配列キーボードを20年以上使ってきた私は、もうすっかり日本語配列の形に手や感覚が馴染んでしまっています。
そのため、英語配列キーボードをタイピングする際に結構な違和感を感じます。
英語配列キーボードだけを今後使い続けるというのであれば時間が解決してくれるかもしれませんが、そういうわけにもいかない仕事なので、どうも慣れることができませんでした。
英語キーボード向きの人
英字配列キーボードが向くと思われる人は次のような人です。
- 見た目のスッキリ感を何よりも重視する人
- これからキーボード操作を学ぶ人
- 普段日本語配列キーボードを操作する機会がない人
- 普段英語しか入力しない人
日本語キーボード向きの人
逆に向かないと思う人は次のような人です。
- これまで長年日本語配列キーボードに馴染んだ人
- 日本語配列キーボードと英語配列キーボードを両方使おうと思っている人
- 普段は日本語を入力することが多い人
まとめ
正直、見た目がカッコいいという理由だけで英語配列キーボードを選択することは絶対におススメしません。
キーボードは使いやすさが一番です。
使いやすさを犠牲にしてまで見た目にこだわるのはナンセンスだと思います。
これから一生英語配列キーボードだけで生きていくぞという人にはアリの選択肢だと思います。